「春分」とは
太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ等しい長さになります。またこの日から夏至にかけて昼がだんだん長くなり、夜が短くなります。
昔は自然に感謝し春を祝福する日だと言われていました。この頃には、冬眠していた動物たちが行動を始め、人々もやる気に満ち溢れている時期となります。
また春分を春の彼岸の中日とし、前後3日間を含む7日間を彼岸と呼びます。明治時代この中日を「春季皇霊祭」と定め、宮中において祖先を祭る日となったのがきっかけで、
一般市民の間でも祭日とされました。その後1948年に、古来から伝わる「自然を称え将来のために努力する日」と法律で定められましたが、この頃にご先祖様への感謝の気持ちを伝えるために
お墓参りに行く習慣も強く残っており、「春分=お彼岸」をイメージする人が多いです。