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⑤食文化

■「NPO法人 愛情家庭料理を守る会」としての活動

平成25年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
「和食」はヘルシーで、四季や歴史を感じることのできる日本の伝統文化として、世界的に注目を集めています。

しかし現在の日本で、どれだけの人が和食を日常的に作って食べているのでしょうか。

世界情勢の変化によって女性が働くことが当たり前となり、「忙しい」「時間がない」等の理由から、毎日の食事を用意することは、本当に一苦労だと思います。

けれども、それだけでなく、「お出汁の引き方がわからない」「煮物に味がしみ込まない」「ファーストフードや出来合いのお惣菜の方が美味しい」…等々、さまざまな理由、
時代の変化によって、日本の食文化であった『おふくろの味』が『ふくろ(袋)』の味になりつつあることに、危機感を持たざるを得ません。

そこで我が社は、「古き良き時代の食文化、おふくろの味の素晴らしさを100年先の子孫にも伝えたい」というスローガンの下、1990年に第一回「全国愛情お料理コンテスト」を開催しました。
そして、1992年に「NPO法人 愛情家庭料理を守る会」を発足。以来、20年以上に渡ってコンテストや啓蒙活動を行い、和食・家庭料理文化の発展に寄与してきました。





■「箸文化」の普及

日本の食文化になくてはならない「箸」。
「箸」文化を通じて、和食の興味関心の向上、正しいマナーの普及を目的に、 2016年に株式会社兵左衛門さまをお迎えして、数回にわたり、各教室で「お箸知育&和食料理教室」を開催しました。
「箸」の文化・マナー講座、オリジナルのマイ箸作り、和食料理デモンストレーションの3本立て。
箸文化の素晴らしさを再認識するとともに、食べることが一層楽しみになる、子どもから大人まで楽しめる盛りだくさんの内容となりました。