旬の食材 さつまいも
さつまいもの出回り時期
上手な選び方
ふっくらと太っていて、皮がきれいでなめらかなものが良く、黒い斑点のないものを選びましょう。また、ひげ根の跡は小さい方が良いとされています。
細いさつまいもよりも、太いさつまいもの方が、繊維質が少ないので、味は良くなります。家庭で使う場合はMサイズがちょうどいい大きさ。
保存方法
寒さに弱いので、冷蔵庫は厳禁。新聞紙などにくるむか段ボール箱に入れて、常温で保存しましょう。特に、冬場はさつまいもにとって気温が低すぎるので室内で保存することも大切です。
豆知識
収穫の最盛期は9~11月ですが、美味しいとされるのは1~3月に出回る貯蔵ものです。貯蔵されることによって、水分が減り、甘味が増します。さつまいもは皮が赤く、中身が黄色い品種が主流になっていますが、最近では、中身が赤系の紫芋や紅芋などが、お菓子に使われるようになるなど、様々な品種が身近なものになってきました。
管理栄養士・中沢るみ先生の栄養コメント
さつまいもには、肌に張りや潤いを与える「コラーゲン」を生成するのに必要なビタミンCが豊富です。さつまいものビタミンCは熱に強く、加熱しても損なわれにくいのが特徴です。また、さつまいもを切ったときに出る白い乳液のようなものは「ヤラピン」という成分で、豊富な食物繊維と共に、便通をスムーズにし、腸内活動を活発にする働きがあります。