レタスの出回り時期
上手な選び方
葉の色が濃く、鮮やかで、ハリがあってみずみずしく、ゆるやかに結球しているものが美味しいレタスです。芯が小さく、葉がぎっしりつまっていないものがよいでしょう。株の切り口が大きすぎず、みずみずしく新鮮なものを選びましょう。赤く変色しているものは古いので避けましょう。
保存方法
塗らしたキッチンペーパーなどを芯に当てておくと長持ちします。また、芯に少量の小麦粉を塗って保存すると水分が抜けないので、スカスカになりにくくなります。ラップか湿らせた新聞紙などに包んで、芯を下向きに冷蔵庫に入れて保存しましょう。
また、レタスは包丁で切ると切った面が褐色に変わり、味も落ちてしまうので、1枚ずつはずして洗い、食べやすく手でちぎりましょう。余って保存する時は、変色しないように断面にぴっちりとラップを張るようにしましょう。
豆知識
乳草の意味から古くは“チシャ”と呼ばれていました。レタスを分類すると“クリスプヘッド型”・“バターヘッド型”・“コス型”・“リーフ型”・“ステム型”・“カッティング型”などに分けられます。クリスプヘッド型には普通にいうレタス、バターヘッド型にはサラダ菜、リーフ型にはサニーレタス、リーフレタスが含まれます。
管理栄養士・中沢るみ先生の栄養コメント
全体の約95%が水分で、「ビタミンC・E」・「β-カロテン」・「カルシウム」・「鉄」・「亜鉛」などを含みます。栄養価はそれほど高くありませんが、ビタミンやミネラル、「食物繊維」をバランスよく含んでいます。
レタスの茎を切ると出る白い乳状の液は、「サポニン様物質」で、食欲を増進させ、肝臓や腎臓の機能を高める働きがあります。