旬の食材 ねぎ
ねぎの出回り時期
上手な選び方
緑葉と軟白部の境目がハッキリ分かれ、緑色はあくまで濃くつやがあり、軟白部は鮮やかに白い物を選びましょう。
保存方法
ラップや新聞紙に包んで、野菜室に立てて保存しましょう。また小口切りにしたねぎは、少量ずつラップで包み冷凍保存しておけば、盛り付け等で少量使用する時に重宝します。
豆知識
ねぎはユリ科の植物。昔は関東の根深ねぎ、関西の葉ねぎと言いました。関東は茨城、千葉、埼玉が産地。関西は、九条ネギに代表されるように、近郊野菜として広く栽培されてきました。今は根深は鍋や煮込みに、葉ねぎは万能薬味として、どちらも広く流通しています。
管理栄養士・中沢るみ先生の栄養コメント
ねぎ特有の辛みは『硫化アリル』によるものです。硫化アリルは体内に増えすぎると有害な活性酸素を抑える働きを持ち、免疫力を高めたり、動脈硬化の予防に有効です。昔から「ねぎは風邪に効く」と言われたののはこのためです。また、ねぎには『ビタミンB1』の吸収を高める効果もあるため、豚肉などのビタミンB1を多く含む食材と一緒に調理すると、疲労回復に役立ちます。