旬の食材 りんご
りんごの出回り時期
上手な選び方
皮に傷がなく、張りとツヤがあり、重量感のあるものがおすすめです。指ではじくと澄んだ音がするものがよいでしょう。また、ヘタの切り口が新しいものが新鮮です。
保存方法
できるだけ温度変化の少ない涼しい所で保存してください。ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存するのが長期間保存の最適な方法です。りんごはエチレンガスを多量に発生させる果物です。そのためほかのものと一緒に置くと熟成が早まって傷みやすくなりますので注意しましょう。
豆知識
食物繊維である「アップルペクチン」はりんごの皮の部分に多く含まれています。また、加熱する方がアップルペクチンの効果が高くなるので、焼きりんごやたくさんいただいた時はジャムにしておくのもおすすめです。りんごは皮をむくとポリフェノールが酸化されて茶色く変色してしまいます。塩水につけるか、レモン汁をかけると変色が抑えられます。
管理栄養士・中沢るみ先生の栄養コメント
りんごの食物繊維は「アップルペクチン」とよばれ、便秘にも下痢にも両方に効きます。
また、ペクチンは水分を含むと柔らかくなり、腸内で余分なコレステロールや老廃物を吸着して排泄してくれるので、大腸ガンの予防にも効果があります。
塩分の害を排泄するカリウムも多く含んでいます。