旬の食材 うめ
うめの出回り時期
上手な選び方
保存方法
時間とともに固くなってしまうので、生のまま保存をするのは避けましょう。
梅干や梅酒などに調理するのが普通ですが、すぐに調理しない場合はサッとゆでて袋に入れ、冷凍庫に保存するとよいでしょう。使う時は、凍ったまま調理します。 また、梅干は風通しのよい冷暗所に置いておくと、通常1年以上保存できます。塩分の多いものほど長く保存できます。
豆知識
生梅を食べないのは、有害な青酸化合物(アミグダリン)という成分が含まれているためです。梅干などになる段階で、この成分は失われ、代わりにベンズアルデヒトという香りに変化し、防腐作用を発揮します。
管理栄養士・中沢るみ先生の栄養コメント
カリウム、カルシウム、リン、鉄などのミネラル類や、カロチン、ビタミンB1、B2、C、Eなどのビタミン類が含まれており、特にクエン酸、リンゴ酸などの有機酸が豊富です。その中でもクエン酸が豊富で、疲労回復や胃腸の働きを整えるのに効果的です。