じゃがいもの出回り時期
上手な選び方
じゃがいもは、しわや傷のないものを選びます。また持ってみて、中身が詰まっていてずっしりと重量感のあるものがよいでしょう。
保存方法
冷蔵庫には入れず、通気性のよい涼しいところで保存しましょう。日光にあたると発芽しやすくなり、ソラニンという有毒物質を作るので、必ず日のあたらない涼しいところへ。一度加熱したじゃがいもは冷凍保存するとスポンジ状になってしまうため冷凍にはむきませんが、マッシュポテトにしてからなら冷凍保存も可能です。
豆知識
収穫は春と秋の2回で、産地によって収穫時期に多少ずれがありますが、一般的に春に収穫されたじゃがいもを「新じゃが」と呼びます。皮が薄くて、みずみずしく茹でればツルリと皮が剥がれるのが新じゃがの特徴です。
管理栄養士・中沢るみ先生の栄養コメント
じゃがいもは、「ビタミンC」と「カリウム」を多く含んでいます。じゃがいもにはでんぷん質が多く含まれるため、ビタミンCは加熱調理しても壊れにくいのが特徴です。
またカリウムは『カリウムの王様』と言われるほど多く含まれており、体内の塩分バランスを保つ働きがあり、腎臓機能の低下や高血圧の予防に効果があると言われています。
楕円形の『メークイーン』は、ねっとりしていて煮物に向きます。一方の『男爵』は、ほくほくとした食感で煮物に使うと煮崩れしやすいですが、マッシュポテトに適しています。